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新築外構工事

新築住宅の外構エクステリアはいつ考えるべき?

新築住宅のエクステリアを考えるベストのタイミングはいつか? についてご説明しています。

新築のエクステリアを考えるのはいつがベスト?


新築の住宅を建てる時って本当にいろいろ考えることがありますよね。特に注文住宅の場合。
間取りをどうするか?外壁は?床材は?クロスは?照明は?などなど決めることが多数あります。
それはそれで楽しいことなのかもしれませんが、結構大変ですよね。

そしてようやく建物が建つと、「力を使い果たした!満足!」という方が多いと思います。

でも、ちょっとお待ち下さい。

外構=庭の部分をお忘れではありませんか?

外構とは文字通り屋外のことなので、天候に影響を受けます。
仮に外構を何もしていない場合、強い雨の日には庭中がドロドロのぬかるみになります。

そうすると、車は汚れ、衣服は汚れ、玄関までドロドロに汚れます。
外壁も基礎も泥跳ねで汚れます。


これを雨が降る度に掃除するってかなり手間でイライラしませんか?

また、春から秋にかけては雑草がドンドン生えてきます。

何もしなければ草ボウボウ。ご近所さんからの見た目と印象はかなり悪いし、虫も湧きます。子
供だって遊べません。

自分で除草作業をしようと思うとせっかくの休みが1日潰れます。

これだけでも大問題だと思いませんか?
何もしないで時間が経てば経つほど、手間暇がかかり、費用もかさみます。

では、外構工事はいつ考えれば良いのか?


私が考えるベストのタイミングは、建物(家)を建てようと考えた時です。
それは、資金計画、外構計画、工事に関わる費用の3つの意味で合理的だからです。


①資金計画が楽になる

仮にあなたが外構費用をローンで組みたいと考えているなら、最初から建物と庭(外構)まで含めて計画することで、資金計画が楽になります。
外構まで含めたトータルで住宅ローンに組み込むことが可能(無理な場合もあります)になるからです。

住宅ローンを組んで建物を建て終わった後から外構費用をローンで組もうとすると2つのマイナスが考えられます。
①建物だけで目一杯の住宅ローンを組んでいると、それ以上のローンが組めない場合がある
②ローンを組めたとしても住宅ローンよりも安い金利はほぼ無理


②外構計画がスムーズになる

住む人にとっては敷地全体が住空間です。

建物を建てる時から、外構も考慮し敷地全体を設計しておけば、より住みやすい快適な住まいを実現することができるでしょう。
例えば、敷地広さと目的に合わせた必要十分な駐車スペース、駐輪場のスペース、(将来的に)物置を置くスペース、玄関アプローチのスペース、子供やペットと遊ぶ中庭のスペースなどを最初から設計できるからです。

建物のリビングを少し狭くする代わりに、リビングの延長・外のリビングルームとして屋根付きの広いウッドデッキスペースを作ろう!なんて発想が出てくるかもしれません。
建物と庭を別物とする現在の建築業界の考え方は見直されるべきだと私は思います。


③工事に関わる費用を削減できる

建物を建てる前から外構計画が出来ていると、かなりの費用を抑えることができます。
いくつか具体的に事例を挙げてご説明します。

ケース① 建物基礎の高さ

外構部分の玄関アプローチ・駐車場などの配置、使う素材が決まっていると、
道路からの勾配を考慮し、最適な高さで基礎を作ることができます。

そうすることにより、基礎の設定が高すぎて外構では無駄に土留めを
作ることになったり、駐車場やアプローチの勾配がきつくなりすぎたり
といった事態を避けれらます。

ケース② 建物の裏側の境界部分にブロックを設置する場合

ほとんどの場合、建物裏側のスペースは狭い(約1M程度)ので、重機が入れません。
そうなると、職人が手作業で土を掘り、残土を出すことになります。
手作業の分手間が掛かりますので、費用は高くなります。

③水道の止水栓・量水器の位置。

ほとんどの場合、現状の地面の高さに合わせて設置されます。
だから、外構工事が入って駐車場やアプローチなどを作る場合、
再度、高さを直して設置し直します。

場合によってはカーポートの柱などが水道管にあたってしまう時が
ありますので、水道管を迂回する、車が乗ってもOKなように量水器のフタを
鉄製のものに変更するなどの必要が出てきます。

これらの費用も意外と掛かるものなのです。

これらの理由から、外構を考えるベストのタイミングは、建物(家)を建てようと考えた時だと
申し上げます。


建物を建てた後からでも遅くはない


ただ、そうは言っても現実的には、建物を建ててから外構を考えることが一般的になっています。
ですからご安心下さい。

建物を建てた後からでも、あなたや家族にとって快適な住まいを実現することは可能です。

もちろんベストは建物と同時に設計することですが、さすがに建物を建てるハウスメーカーさん、工務店さんも庭のスペースを考慮して敷地のど真ん中に建物を建てることはないでしょう。
ただし、ある程度の自己資金が必要になったり、ローンの場合はリフォームローンなどを利用することになるでしょう。


外構工事は、提案力のあるプロの外構業者さんに相談して下さい。

今の現状から、可能な限りベストの提案をしてくれるはずです。
あなたの希望をしっかりとヒアリングし、プロとしてのエクステリア提案、施工方法の提案、見積りを出してくれます。

弊社では、建物+外構という敷地全体を設計・施工することが可能ですし、
建物を建ててからの外構を設計・施工することも可能です。

安心してご相談ください。
お問い合わせは下記より承ります。